健康診断・検診(台東区胃がん検診・大腸がん検診)

健康診断・人間ドック

当院では現在、各種健康診断・人間ドックは実施しておりません。

検診

当院は台東区の胃がん検診・大腸がん検診の実施医療機関です。胃カメラ検査、便潜血検査を実施しています。
対象の方は区からチケットが送付されますので、ご持参の上、ご来院ください。

台東区の胃がん検診

内視鏡当院は令和6年度の胃がん検診(内視鏡検査)実施医療機関です。対象者の方は区から届いた検診チケットの持参をお願いします。胃カメラ検査と診察費が無料になりますので、ぜひご利用ください。
しかし、別途費用がかかる場合があることにご留意ください。胃がんを疑う病変が見つかった場合、組織を採取する精密検査(生検)が必要になります。生検を行った場合は、生検費用のみ保険診療に応じた自己負担がかかります(3割負担で4,000円程度)。
胃がん検診では、鎮静剤を使用できません。胃がん検診は、あくまでも区で決められた方法での検査となるためです。当院では通常よりも細い高性能な胃カメラを使用し、可能な限り苦痛の少ない検査を心掛けていますが、鎮静剤を使用し眠ったまま検査をしたい方は通常の保険診療での検査をおすすめします(その場合は診察代と検査費用も保険診療での請求となります。3割負担で5,000円程度かかります)。

台東区の大腸がん検診

※詳細は台東区のホームページでご確認ください 。
大腸がん検診は40歳以上の台東区民を対象に実施されています。区の補助により、費用の負担なく無料で検査可能です。
台東区での大腸がん検診は、問診と2日間の便潜血検査により実施します。大腸がん検診を毎年うけると、大腸がん死亡リスクが60-70%減少するという報告もあります。
便潜血検査が陽性の場合、大腸がんや大腸ポリープが原因による出血かどうかの確認のため、大腸カメラ検査による精密検査が必要になります。当院では鎮静剤を使用した、苦痛の少ない大腸カメラ検査を実施しています。ぜひ、ご相談ください。

台東区HP

大腸がん検診の結果とその後の流れ

「がんの疑いあり(要精密検査)」

大腸カメラ検査で便に血が混じった原因を精査する必要があります。なお、この大腸カメラ検査は、通常通り保険診療での検査となります。

「がんの疑いなし(精密検査不要)」

精査不要と判定された場合でも注意が必要です。
便潜血検査は、あくまでも便に血がまざっているかどうかの検査ですので、万能な検査ではありません。進行がんであっても80%程度、早期がんでは40%程度の検出率です。つまり、便潜血検査だけでは毎年うけたとしても、2割の進行がん、6割の早期がんは見つけられず放置してしまうことになります。
大腸カメラ検査を数年間していない場合、特に一度も検査したことがない方は、大腸カメラ検査でのスクリーニングをお勧めします。